山の学校 weblog

山の学校は小学生から大人を対象とした新しい学びの場です。子どもは大人のように真剣に、大人は子どものように童心に戻って学びの時を過ごします。

「ことば(講読)」の記事一覧

『トムは真夜中の庭で』を読む(西洋の児童文学を読むB、2022/1/14)

福西です。 『トムは真夜中の庭で』(フィリパ・ピアス、高杉一郎訳、岩波書店)を読んでいます。 20「天使のことば」を読みました。 トムは、雪の庭園でハティと会います。この物語で初めての冬の場面です。 ハティは大人びて社交 […]

『リンゴ畑のマーティン・ピピン』を読む(西洋の児童文学を読むC、2022/1/27)(その2)

福西です。 『リンゴ畑のマーティン・ピピン』(エリナー・ファージョン、石井桃子訳)を読んでいます。 前回触れた箇所は、印象的な箇所なので、原文でも見ておきました。(日本語は拙訳) “To bear the s […]

『リンゴ畑のマーティン・ピピン』を読む(西洋の児童文学を読むC、2022/1/27)(その1)

福西です。 『リンゴ畑のマーティン・ピピン』(エリナー・ファージョン、石井桃子訳)、第2話「若ジェラード」を読んでいます。 前回、コーツの荒殿とその取り巻きにからまれ、若ジェラードはシアと無理やりキスをさせられました。そ […]

『王への手紙』を読む(西洋の児童文学を読むA、2022/1/27,2/3)

福西です。 『王への手紙』(トンケ・ドラフト、西村由美訳、岩波少年文庫)を読んでいます。 「マヌケ」と呼ばれる人物が登場しました。先を急ぐティウリは、おしゃべりしたくて着いてくるマヌケのことを迷惑に感じ、はじめは体よくあ […]

『リンゴ畑のマーティン・ピピン』を読む(西洋の児童文学を読むC、2022/1/20)

福西です。 『リンゴ畑のマーティン・ピピン』(エリナー・ファージョン、石井桃子訳)、第2話「若ジェラード」を読んでいます。 若ジェラードの小屋へ、シアの結婚式から酔っぱらい連中が流れてきます。 酔っぱらいは羊飼いに酒を要 […]

『トムは真夜中の庭で』を読む(西洋の児童文学を読むB、2022/1/7)

福西です。 『トムは真夜中の庭で』(フィリパ・ピアス、高杉一郎訳、岩波書店)を読んでいます。 19「つぎの土曜日」を読みました。 ここは、14章の「辞典をしらべる」と同じような「合間」の章です。 この物語は、トムがアパー […]

『リンゴ畑のマーティン・ピピン』を読む(西洋の児童文学を読むC、2022/1/6,13)

福西です。 『リンゴ畑のマーティン・ピピン』(エリナー・ファージョン、石井桃子訳)、第2話「若ジェラード」を読んでいます。 シアが結婚すると知って、若ジェラードはショックを受けます。 そして若ジェラードは、はじめてジェラ […]

『王への手紙』を読む(西洋の児童文学を読むA、2022/1/20)

福西です。 『王への手紙』(トンケ・ドラフト、西村由美訳、岩波少年文庫)を読んでいます。 2章に入りました。ティウリは、白い盾の黒い騎士の馬(アルダンヴェン)に乗ります。馬はティウリを主と認めたようでした。 受講生の要約 […]

『王への手紙』を読む(西洋の児童文学を読むA、2022/1/13)

福西です。 『王への手紙』(トンケ・ドラフト、西村由美訳、岩波少年文庫)を読んでいます。 受講生の要約です。 7 逃亡 S.K.君 ティウリは、宿、イカルヴァラに着いた。宿の主人に白い盾の黒い騎士の死を伝え、埋葬の手配を […]

『王への手紙』を読む(西洋の児童文学を読むA、2022/1/6)

福西です。 『王への手紙』(トンケ・ドラフト、西村由美訳、岩波少年文庫)を読んでいます。 受講生の要約です。 6 赤い騎兵たち H.F.さん ティウリは立ちあがり、白い盾の黒い騎士の顔にしせんを投げかけた。こんどは騎士に […]

西洋古典を読む(2022/1/12)

福西です。 ウェルギリウス『アエネーイス』(岡道男・高橋宏幸訳、西洋古典叢書)を読んでいます。 8巻の66-139行目を読みました。 ティベル川の神のお告げ通り、アエネーアスはユーノーに犠牲をささげたのち、ティベル川を遡 […]