山の学校 weblog

山の学校は小学生から大人を対象とした新しい学びの場です。子どもは大人のように真剣に、大人は子どものように童心に戻って学びの時を過ごします。

「数学を哲学する(高校〜一般)」の記事一覧

問題を立てて、考える(高校数学クラスより)

「高校数学1年」クラス終了後の入角先生が、「今日はこんな問題について、生徒さんと一緒に考えたんですよ」と目を輝かせながら話して下さいました。 簡単に言えば、数学の授業でただ問題を解くのではなく、「新しい問題を立てて、その […]

同一法、モーリーの定理、作図不可能問題(11/25授業)

 同一法とは、「A⇒B」が真であり、かつ性質Bをもつものが唯一であるならば、「B⇒A」という逆定理も成り立つという、数学における証明手法のひとつです。今日の授業では最初に生徒さんに幾何の証明問題を解いてもらいました。実は […]

「1+1=2」は本当に真理なのだろうか――数学における虚構主義

「1+1=2」は本当に真理なのだろうか――数学における虚構主義 2019/10/28 入角晃太郎  数式「1+1=2」は数学的真理だと一般には考えられている。数学の授業で我々はさまざまな数学的真理を教わる。そして、数学的 […]