山の学校 weblog

山の学校は小学生から大人を対象とした新しい学びの場です。子どもは大人のように真剣に、大人は子どものように童心に戻って学びの時を過ごします。

「モモを読む」の記事一覧

『モモ』を読む(西洋の児童文学を読むB、2021/6/11)(その2)

福西です。 受講生による、『モモ』の全体のまとめです。 O.W.さん 小さな円形劇場の廃墟にモモという女の子が住みつく。モモには、家族はいないが、円形劇場あとで出会ったジジ、ベッポ、子供達と親しくなる。 モモが子供達と遊 […]

『モモ』を読む(西洋の児童文学を読むB、2021/6/11)(その1)

福西です。 『モモ』(エンデ、大島かおり訳、岩波書店)を読了しました。 受講生のみなさま、おめでとうございます。 「作者のみじかいあとがき」を読んだとき、客車に居合わせた「見知らぬ旅人」は、「ホラかもしれない」という意見 […]

『モモ』を読む(西洋の児童文学を読むB、2021/6/4)

福西です。 『モモ』(エンデ、大島かおり訳、岩波書店)の21章「おわり、そして新しいはじまり」を読みました。 その受講生たちの要約です。 H.A.さん モモはニノのポーズに導かれ、灰色の男たちのアジトへ侵入する。灰色の男 […]

『モモ』を読む(西洋の児童文学を読むB、2021/5/8)

福西です。 『モモ』(エンデ、大島かおり訳、岩波書店)を読んでいます。 17章「大きな不安と、もっと大きな勇気」の受講生たちの要約です。 H.A.さん モモは円形劇場には戻らず、街をさまよう。途中で見た夢をきっかけに、灰 […]

『モモ』を読む(西洋の児童文学を読むB、2021/4/23)

福西です。 『モモ』(エンデ、大島かおり訳、岩波書店)、16章「大きな不安と、もっと大きな勇気」の受講生たちの要約です。 H.A.さん カシオペイアは見つからない。モモはベッポを探すことにした。たっぷり時間をかけるが見つ […]

『モモ』を読む(西洋の児童文学を読むB、2021/4/23)(その3)

福西です。 (その2)の続きです。 モモの変化について、受講生のK君が、次のようにコメントしました。 16章の最後で、「それならきょうのま夜中に会って話をしよう」と、灰色の男たちは会合の時間を指定した。けれども場所を指定 […]

『モモ』を読む(西洋の児童文学を読むB、2021/4/23)(その2)

福西です。 (その1)の続きです。 16章の内容をみた後、17章「大きな不安と、もっと大きな勇気」を読みました。 孤立したモモは、灰色の男たちを、以前よりもっと恐れるようになります。 そして、灰色の男たちと約束した会合に […]

『モモ』を読む(西洋の児童文学を読むB、2021/4/23)(その1)

福西です。 『モモ』(エンデ、大島かおり訳、岩波書店)、16章「ゆたかさの中の苦しみ」について要約を発表してもらい、気付いたことを共有しました。 「ゆたかさの中の苦しみとは、だれの苦しみ?」という質問では、次の二通りの解 […]

『モモ』を読む(西洋の児童文学を読むB、2021/4/16)

福西です。 今学期もよろしくお願いいたします。 『モモ』(エンデ、大島かおり訳、岩波書店)、16章「ゆたかさのなかの苦しみ」を読みました。 受講生のAoniさんが、自身の発見を伝えてくれました。 「第1部の3章『暴風雨ご […]

『西洋の児童文学を読む』B(中学生)クラス便り(2021年3月)

山びこ通信2020年度号(2021年3月発行)より下記の記事を転載致します。 『西洋の児童文学を読む』B(中学生) 担当 福西亮馬  昨年度、『はてしない物語』(エンデ、上田真而子ら訳、岩波書店)を読了しました。受講生の […]