山の学校 weblog

山の学校は小学生から大人を対象とした新しい学びの場です。子どもは大人のように真剣に、大人は子どものように童心に戻って学びの時を過ごします。

わかれ道の一瞬

福西です。 これは、二月のよるのことだった。 おれは、けいさつのふりをして大どろぼうとたたかった。 おれの名はおれだけしかしらない。 その名は、じぶんでつけたなまえだ。 Gotou Takeshi君という以前の受講生が、 […]

2021-04-14 市民を育てる教育

山下です。 以前書いたエッセイを読み直しています。 >>「温故知新と西洋古典」 「である」調で大上段に構えて書いています笑 最後の方にある、「市民を育てる教育」というくだりでハッとしました。 政治不信が叫ばれて久しく、政 […]

2021-04-13 『論語』の冒頭

山下です。 『論語』の最初に「朋遠方より来たる有り また楽しからずや」という言葉があります。 「山の学校」の学びの雰囲気を余すことなく伝えていると思います。 「学びてときにこれを習う」の大事な意味について、古典語の広川先 […]

『西洋の児童文学を読む』Aクラス便り(2021年3月)

山びこ通信2020年度号(2021年3月発行)より下記の記事を転載致します。 『西洋の児童文学を読む』A 担当 福西亮馬  昨年度、『はてしない物語』(エンデ、上田真而子ら訳、岩波書店)を読了しました。受講生のみなさん、 […]

「原点のことば」を持つこと(その1)

福西です。 まよったとき、スタート地点から確認すると、現在位置がよく分かることがあります。 数学の問題で、行き詰まったら、「定義に帰れ」とよく言われます。 色や音を使った表現でも、「おかしいな」と思ったら、原点を再確認し […]

2021-04-12 和して同ぜず――読書力を身につけるために

山下です。 『論語』の中で、「和して同ぜず」は「同じて和せず」と対にして語られます。 「山の学校」が応援するのは「和して同ぜず」です。 一対多の講義形式だと「同じて和せず」になりがちです。 「読書力を身につける」とは「独 […]

すずめのなみだ

福西です。 昔の記事を拾い読みしています。 >>2008年の「ことば1年」の記事。 漢数字からことわざについて。 このころは、いろいろやっていたなあと思い出します。  すずめのなみだ けーきをかってきました そしてきりま […]

2021-04-11 「真似ること」の意味

山下です。 最新の巻頭文で「真似ること」と題したエッセイを書きました。 >>「真似ること」 いよいよ15日から山の学校のクラスがスタートします。 お子さまを山の学校に通わせる保護者の方から、「この子とともに私も学びます」 […]