山の学校 weblog

山の学校は小学生から大人を対象とした新しい学びの場です。子どもは大人のように真剣に、大人は子どものように童心に戻って学びの時を過ごします。

2021-04-04 受け止める場としての「古典」

山下です。 私は「三つ子の魂」を百まで守りたいといつも言っています。 子どもの声に耳を傾けるとハッとさせられます。 「裸の王様」の話を思い出してよいかもしれません。 幼稚園では俳句の時間があり、芭蕉や蕪村の俳句を口ずさみ […]

『東洋古典を読む』(中高生)クラス便り(2021年3月)

山びこ通信2020年度号(2021年3月発行)より下記の記事を転載致します。 『東洋古典を読む』(中高生) 担当 陳佑真  現在、「東洋古典を読む」では、中学生の方一名と一緒に『三国演義』を読んでおります。  『三国演義 […]

『トムは真夜中の庭で』を読む(あらすじ紹介)その3

福西です。 (前回はこちら) 庭園の外の川が氷結した時、トムはハティをスケートの旅に誘います。 凍った川は、「止った時間、行き来できるようになった時間」を読者に連想させます。 「ほら、トム。イーリーの大聖堂の塔が見えるわ […]

2021-04-03 「ひとりひとり」

山下です。 幼稚園の「お山の絵本通信」で、次の詩集の紹介をしました。 >>「ひとりひとり」 幼稚園では、「みんな一緒に」という言葉と、「ひとりひとり」という言葉の二つが教育のカギになると思います。

『西洋の児童文学を読む』B(中学生)クラス便り(2021年3月)

山びこ通信2020年度号(2021年3月発行)より下記の記事を転載致します。 『西洋の児童文学を読む』B(中学生) 担当 福西亮馬  昨年度、『はてしない物語』(エンデ、上田真而子ら訳、岩波書店)を読了しました。受講生の […]

『トムは真夜中の庭で』を読む(あらすじ紹介)その2

福西です。 『トムは真夜中の庭で』(フィリパ・ピアス、高杉一郎訳、岩波書店)のあらすじ紹介の続きです。(前回はこちら) トムにとっては、庭園に出てくる人たちは「昔に生きていた人(死者、幽霊)」に見えます。 一方、ハティに […]