山の学校 weblog

山の学校は小学生から大人を対象とした新しい学びの場です。子どもは大人のように真剣に、大人は子どものように童心に戻って学びの時を過ごします。

2021-04-08 季節は巡る

山下です。 冬が去り春が訪れ、すでに夏の準備が始まっているかに見えます。 無窮の彼方へ流れゆく時を、めぐる季節で確かに感じることができる。自然とは、何と粋な計らいをするのだろうと思う。一年に一度、名残惜しく過ぎゆくものに […]

自分の手で

福西です。 ふと目にとまった、以前書いた『西洋古典を読む』クラスの記事より。 『最善の環境を選択しようと努力しても、「あのときAではなくBを選んでいればよかった」という後悔になる。そうではなくて、自分の選択(した環境)を […]

2021-04-07 趣味でラテン語を学ぶ人のために

山下です。 趣味でラテン語を学ぶ人を対象に「ラテン語講習会」を開いています。 本格的に学ぶ人にはそれなりのやり方がありますが、そのやり方が皆に当てはまるわけではありません。 私は人生を豊かにしたい人向けの、ラテン語を「楽 […]

「本を読み切る」ということ

福西です。 勉強の「もとで」になるものってなにかなあと、折につけ、考えることがあります。 たとえば、中学高校のときに、私の背中を押してくれていた出来事は、なんだったのかなあと。 そこで、ふと脳裏をよぎったのが、『関ケ原』 […]

2021-04-06 学びの青春時代を輝かせるために

山下です。 人生100年と言われるようになりました。 退職してからの人生設計が必要です。 いかにして食べるかも大事ですが、食べるだけが人生ではありません。 心をいかに満たすかも今後ますます大きなテーマとなるでしょう。 食 […]

『西洋古典を読む』(中高生)クラス便り(2021年3月)

山びこ通信2020年度号(2021年3月発行)より下記の記事を転載致します。 『西洋古典を読む』(中高生) 担当 福西亮馬  このクラスでは、ウェルギリウス『アエネーイス』(岡道男・高橋宏幸訳、西洋古典叢書)を読んでいま […]

切なさを肯定して生きること(その2)

福西です。 その1からの続きです。 私が自身のたましいを揺さぶられたと感じた本は、いま思い返すと、三つあります。そういう本は、どこで読んだかも覚えているものです。 『二分間の冒険』(岡田淳、偕成社)。これは六年生の時にデ […]

2021-04-05 ラテン語を学ぶヒント

山下です。 ラテン語を学ぶ意義は再三にわたりやまびこ通信の巻頭文で書いてきました。 やらないといけないから学ぶ人もいると思いますが(大学で必修等)、ふつうはやる必要のないことです。 やる必要のないことをやるのは趣味だから […]