山の学校 weblog

山の学校は小学生から大人を対象とした新しい学びの場です。子どもは大人のように真剣に、大人は子どものように童心に戻って学びの時を過ごします。

「西洋の児童文学を読む(中学高校)」の記事一覧

『トムは真夜中の庭で』を読む(西洋の児童文学を読むB、2021/10/22)(その1)

福西です。 『トムは真夜中の庭で』(フィリパ・ピアス、高杉一郎訳、岩波書店)を読んでいます。 10「いろいろな遊びといろいろな話」を読みました。 (冒頭) ばじめトムは、もしかしたらハティはほんとうに王女かもしれないなと […]

『トムは真夜中の庭で』を読む(西洋の児童文学を読むB、2021/10/15)(その2)

福西です。 9「ハティ」の受講生たちの要約です。 H.Aさん トムは、ハティが自分のことを見えていることを知る。ハティはずっとトムのことを見てきたという。トムは彼女に尊敬の念を抱く。彼女は自分のことを「王女」だと言う。 […]

『トムは真夜中の庭で』を読む(西洋の児童文学を読むB、2021/10/15)(その1)

福西です。 『トムは真夜中の庭で』(フィリパ・ピアス、高杉一郎訳、岩波書店)を読んでいます。 「9 ハティ」を読みました。 トムは、庭園でハティとその三人のいとこがリンゴを盗んでいるところに出くわします。ハティもその仲間 […]

『リンゴ畑のマーティン・ピピン』を読む(西洋の児童文学を読むC、2021/10/14)(その2)

福西です。その1の続きです。 これまでの展開のまとめです。   1週目の土曜日  昼 ペパーの蹄の1つ目の交換。そのとき、ルビーを見つけ、鍛冶屋の若者に渡す。 若者と握手しようとするが、「とても汚れているんだ」 […]

『リンゴ畑のマーティン・ピピン』を読む(西洋の児童文学を読むC、2021/10/14)(その1)

福西です。 『リンゴ畑のマーティン・ピピン』(エリナー・ファージョン、石井桃子訳)を読んでいます。 第1話「王さまの納屋」の続きです。 鍛冶屋でペパーの蹄を四つとも見事に作り終えた王は、鍛冶屋の若者に別れを告げます。そし […]

『トムは真夜中の庭で』を読む(西洋の児童文学を読むB、2021/10/8)

『トムは真夜中の庭で』(フィリパ・ピアス、高杉一郎訳、岩波書店)を読んでいます。 「8 いとこたち」を読みました。 ようやく、ハティが登場しました。 トムは庭園で遊ぶ子供たちを観察します。ヒューバート、ジェームズ、エドガ […]

『リンゴ畑のマーティン・ピピン』を読む(西洋の児童文学を読むC、2021/10/7)

福西です。 『リンゴ畑のマーティン・ピピン』(エリナー・ファージョン、石井桃子訳)を読んでいます。 第1話「王様の納屋」の続きです。 祈りの丘にくる間に、老馬ペパーの蹄が1つずつ、計4度なくなります。 困った王様は、丘の […]

『トムは真夜中の庭で』を読む(西洋の児童文学を読むB、2021/10/1)

福西です。 『トムは真夜中の庭で』(フィリパ・ピアス、高杉一郎訳、岩波書店)を読んでいます。 「7 ピーターへの報告」を読みました。 トムは、アランおじさんに以下の質問します。 ・ドアは通りぬけられるか?(幽霊のように) […]

『トムは真夜中の庭で』を読む(西洋の児童文学を読むB、2021/9/25)

福西です。 『トムは真夜中の庭で』(フィリパ・ピアス、高杉一郎訳、岩波書店)を読んでいます。 「6 ドアを通りぬける」を読みました。 このごろ、トムは毎晩のように階下から庭園へぬけだしていくようになった。 と冒頭にあるの […]

『リンゴ畑のマーティン・ピピン』を読む(西洋の児童文学を読むC、2021/9/23)

福西です。 『リンゴ畑のマーティン・ピピン』(エリナー・ファージョン、石井桃子訳)を読んでいます。 プロローグを読みました。 マーティン・ピピンがロビン・ルーとジリアンのなかを取り持ちます。(前回の「若葉おとめ」をなぞる […]

『トムは真夜中の庭で』を読む(西洋の児童文学を読むB、2021/9/17)(その2)

福西です。 (その1)の続きです。 Hさんが、3章と4章に、シンメトリカルな構造があることを示してくれました。 3章「月の光のなかで」  4章「日の光のなかで」 月の光        ←→  日の光 庭園         […]