ことば5~6年(2018/10/5)

福西です。

秋学期は『竜退治の騎士になる方法』(岡田淳、偕成社)を読んでいます。もうすぐ読み終わります。

六年生の主人公が、幼馴染の優樹と一緒に、忘れ物を取りに、夕方の学校に忍び込みます。そこで、劇団の人と思われるジェラルドという人物と、おかしな会話をします。そのうちに、芝居だと思っていた内容が本当になり、とうとう竜まで出てきます。

今回、その竜が出てきたところでした。

ところで、女の子である優樹は、「どうやったら竜退治の騎士になれるん?」と、ジェラルドに熱心にたずねるくだりがあります。そこで、ジェラルドは、自分が小学生の時に出会った「竜退治の騎士の女性」とのやりとりを話します。そのくだりの元ネタが、どうも大佛次郎の『小さなこと』であるようです。

その話を納めた本をいま探しているのですが、まだ見つかっていません(道徳の教科書に載っているそうです)。もし見つかったら、紹介したいと思います。

また、学校の「お話の絵」という図工の取り組みで、岡田淳さんの『きかせたがりやの魔女』を読んだと、SちゃんとT君が教えてくれました。タイムリーな話題でした。