浅野です。
今回は秋学期に一度休講になっていた分の補講です。
Sさんの場合は以前から申していますように、語彙力をつけることが最優先事項なので、そのためにセンター試験を活用することができます。実際、Sさんはただ問題を解くだけでなく、英文中のわからない語に色をつけて覚えようと努めていました。センター試験では非常に慎重な語彙制限がかけられているので難語は登場しないので安心です。逆に言うと早くその段階を突破して実際の英文を読んでほしくはあります。
Yさんは学校での進度に合わせて文法事項の学習を地道に続けてくれています。今回は次のような書き換え問題について質問を受けました。
She studies Italian in addition to English.
=She studies ( ) ( ) English ( ) also Italian.
=She studies Italian ( ) ( ) ( ) English.
まずは穴抜きのない一番上の文の意味をつかむことが先決です。その意味するところを尋ねたら、「彼女はイタリアで英語を追加…?」と混乱気味でした。”addition”が引っかかるようだったので、”in addition to”でまとめて辞書を引いてごらんと助言しました。すると今度は「彼女はイタリアで英語に加えて勉強する…?」と意味の通りが悪かったので、”Italian”を辞書で引くことを提案しました。すると「彼女は英語に加えてイタリア語を勉強します。」と納得できたようです。ここまで来るとあとはそれに似た表現を文法書から探すだけです。二行目にはnot only, butを入れ、三行目にはas well asを入れれば完成です。
>センター試験の活用
賛成です。あわせて英検の問題も利用価値があります。理由は、問題が標準化されているためです。逆に、センターや英検2級レベルの問題で未知の語彙があれば、徹底してつぶしていってほしいです。