福西です。
11月23日。この日は勤労感謝の日でした。
次の句を紹介しました。
歯痛もて暮るる勤労感謝の日 白岩三郎
「勤労感謝の日」が初冬の季語です。
また、この日は強い西風が吹いていました。11月は旧暦の10月にあたり、神無月。出雲大社に日本中の神々が集まり、縁結びの相談がなされます。
その神々を元の国に送り返す風が、この日のような強い西風、神渡しと言われています。
次の句を紹介しました。
生みたての卵を吹きて神渡し 林 徹
「神渡し」が初冬の季語です。
後半は、受講生たちに講談社の「新日本大歳時記」で季語を調べてもらいました。
それを「いつの季節でしょう?」というクイズに加工してもらいました。
出題者は受講生たち。解答者は私です。
問題 次の季語は、いつの季節でしょう?
1)牛の舌
2)百千鳥
3)磯鳴鳥
4)魴鮄(ほうぼう)
5)維摩会(ゆいまえ)
6)しりはさみ
7)みそさざい
8)方頭魚(かながしら)
9)醤油造る
10)磯鷲
11)穴子
12)ガス
13)カラー
14)いな釣り
15)いぼがえる
16)ダイバー
5つ間違えたら私の負けということで、5つ間違えたので、受講生たちの勝ちでした。
罰ゲームとして、私は次の週までに、上の季語で16句作ってくることになりました。
答
1)牛の舌 夏
2)百千鳥 春
3)磯鳴鳥 冬
4)ほうぼう 冬
5)維摩会 冬
6)しりはさみ 夏
7)みそさざい 冬
8)かながしら 冬
9)醤油造る 夏
10)磯鷲 冬
11)穴子 夏
12)ガス 夏
13)カラー 夏
14)いな釣り 秋
15)いぼがえる 夏
16)ダイバー 夏