高木です。
今日はYu君とK君がお休みでした。最近、風邪が流行っているようです。
クラスの最初に、Yo君は「家でもドリルやってきた!」と言って、見せてくれました。先週お渡しした新しいドリルが、もう半分以上できていて、すごいなと思いました。誰と比べるでもなく、自主的にどんどん進めてくれるのが、Yo君の良いところです。
R君は、自分のペースで着実にドリルを進めてくれています。今日は、丸付けをしたときに間違えていたところが何ヶ所かあったので、そのお直しに一緒に取り組みました。8+3=9だと思い込んでいたりとか、ケアレスミスがほとんどなのですが、それだけに惜しいので。
Hちゃんは、数字と言葉がいっしょに書かれた文章の穴埋め問題に取り組んでいました。それが何ページか散発的に続いたので、その都度一緒に文章を読みました。とても粘り強く頑張ってくれています。こうした蓄積は、必ずHちゃんの実力になります。
Jちゃんは、あと少しでドリルを一冊終えそうです。すごい集中力で、工作の時間になっても気づかないほどでした。なんだか工作にうつってしまうのがもったいないような気もしました。
が、Jちゃんは、工作にうつっても真剣です。今日は、前々回からこつこつと描いてきている展開図を描きあげてくれました。ついこの前まで、定規の目盛りを読むのに苦労していたのですが、その努力が実ったのです。「家で作ってくる!」と言っていたので、来週が楽しみです。
R君とHちゃんは、今日、車のかたちの七面体を完成させることができました。もちろん「三角形」や「四角形」という概念を習得したばかりの彼らにとって、立体の展開図を一から構想していくことは難しいかもしれません。しかしそれでも、見本を見ながら、定規の目盛りを正確に読んで線を引くことは、実際のモノづくりにつながっています。完成したときの満足げな顔を見ていると、それを楽しみながら実感できていることが分かります。
Yo君はなんと、六面体のバスを、家で三台も作ってきてくれました。いつもながらYo君の六面体は、非常に精確で、美しいです。今日は新たに、七面体の消防車を作りはじめてくれていました。
一人一人の取り組みを丁寧に、正確に観察されているご様子がいつも伝わってきます。それぞれのお子さんが別々の取り組みをする一方で、全体を一つのクラスとしてまとめてくださる根本には、そうした愛情あるまなざしがあるのだと感謝申し上げます。