福西です。
金曜日クラスの、5人チームの方の1/8の記録です。
前のエントリーに書いた『足し算パズル』を、このクラスでもいよいよ導入しました。(残念ながらこの日はNちゃんとTちゃんがお休みでしたので、プリントを郵送しました)
一つ目のコツは、「同じ色のマスが1つしかないところを先に埋めること」です。マスには合計の数字が書いてありますが、1マスだとそれがすなわち「そのマスに入る数字」になるからです。しかしこのことも、自分で「その方が得」と納得してもらってからでないと、楽しみが湧きません。それなので、つまっている人にだけそれを示唆するようにしました。
次に、一列のうちで2つまでマスが埋まれば、のこり1マスは自動的に決まる、ということです。たとえば2と3が埋まれば、あとは1しかありません。(そして2と3が確実にそうであれば、1が埋まることも確実です)。
そして、合計が3や5と書いてある2つのマス(□□)については、「3=1+2、5=2+3(4は考えないので、1+4はない)しかない」と考えられます。ここが一応足し算の応用に当たります。
ここまで自分で開拓してもらうと、あとはパズルの持つ楽しさが分かってきてくれたようでした。個人差はもちろんありますが、ゆっくり自分のペースを守ってもらいました。また、Mちゃんがとりわけ、この手のパズルを楽しいと感じてくれているようでした。Iちゃん、Hちゃんも、これからますます尻上がりに楽しくなっていくと予感します。
残りの時間は「神経衰弱」をしました。結果は、
Iちゃん:10組
Mちゃん:9組
Hちゃん:8組
で、非常に僅差の勝負となりました(^^)女の子もこういうゲームは結構好きみたいです。
今「脳トレ」がブームですが、お書きくださったエントリーを読みながら、中高年にも有意義な取り組みではないかと、ふと(わが身に照らして)思いました(笑)。脳の力を筋力にたとえると、老若男女を問わず、鍛えて鍛えすぎなことはないのでしょう。