例によって巻の序盤はゆっくりの展開です。
ブラックの話題はそこそこにしてナイトバスはハリーの目的地であるダイアゴン横丁に向かいます。そして別れのあいさつをしようとしたときに魔法省の大臣であるファッジがハリーに声をかけたので、スタンたちはびっくりします。
ファッジはパブ漏れ鍋の一室でハリーと話します。結論から言うとお咎め無しで新学期までダイアゴン横丁で過ごすように言われます。
マージおばさんの件はAccidental Magic Reversal Squad(魔法事故巻き戻し部隊)によって後処理がなされました。これが古い版ではAccidental Magic Reversal Departmentになっていました。前にもお世話になったまとめサイトによりますと、後の巻での説明と整合させるためのようです。ついでに新学期まで過ごす期間が2週間なのか3週間なのかという問題もありました。
HPL: Edits and Changes – Prisoner of Azkaban
こうしてハリーは新学期までダイアゴン横丁で過ごすことになりました。突然訪れた自由な生活に戸惑います。欲しいものがたくさんあってそれを我慢するのが大変なくらいです。
このあたりで今回は時間になりました。