高木です。更新が遅くなりました。
先週から引き続き、名を呼ばずに、ある対象物を、言葉で描写しています。
先週はそのものを見て、ただ思いつくところから描写していましたが、今週のクラスの前半で、ある程度の記述が蓄積されてきて、「もう記述するところはないだろう」とK君が判断したので、一度、観点ごとにこれまでの記述を整理することにしました。
そのなかで、これまで見えなかった描写の重複と欠落が浮き彫りになり、さらにはより細密な描写が可能となりました。それは一個の煉瓦、一本の小枝を描きこむような速度で進みますが、そうした積み重ねが、描写をより実物に近づけていきます。K君はあれこれ悩みながらも、「言葉で造形すること」の愉しさを知ってでしょうか、より細かい描写に熱中していました。
>「言葉で造形すること」の愉しさ
それを知れば、言葉の学びの道は真っ直ぐ続いていきますね。