『ぬすまれた夢』を読む(ことば2年、2021/12/8)(その1)

福西です。

『ぬすまれた夢』(ジョーン・エイキン、井辻朱美訳、くもん出版)を読んでいます。

表題作の「2 ぬすまれた夢」を読みました。

この挿絵の中に、物語に出てくる、いろいろな妖精が描き込まれています。それを探すのも、楽しみでした。

 

クレムは目覚めるなり、「ああ、夢をなくしちゃった!」と悲しみます。

そこで、<スリッパの妖精>、<歯ブラシの妖精>、<バスマットの妖精>、<石けんの妖精>、<カーテンの妖精>、<時計の妖精>、<水の妖精>に、誰が夢を盗んだのか、たずねます。

そして「歯の妖精」が、抜けた歯と銀貨を交換する「歯の日」に、盗んだに違いないと見当を付けます。

クレムは、歯の妖精がどこに住んでいるのか、知りません。そこで、<ミルクの妖精>に聞いて、「あらゆるものの裏側にある月の島の城に住んでいること」を教えてもらいます。

クレムは、そのあとも色々な妖精に手伝ってもらい、葉っぱのボートで海を越え、とうとう歯の妖精の城にたどり着きます。(主に<水の妖精>に助けてもらいます)

その途中、カキの王さまのたのみで、クレムは歌を歌ってあげます。そして歯の妖精に会う際に必要な、贈り物の真珠を手に入れます。

(その2)に続きます。