浅野です。
今回は用意してきた漢字のプリントをしました。1年生の漢字からスタートです。基本的な読み・書き・計算といったものには反復練習が必要です。
生徒たちが取り組んでいるのを見ていると、先生もしなさいと言われ、あまり深く考えずにやってみました。そして採点してもらうと、半分以上間違えていたのです!もちろん大まかな形が書けないはずはなく、ほんの少しでもずれていたり、くっつけるべきところに空白があったりするとはねられていたのです。まさか自分が作ったプリントでそのような体験をするとは思いもよりませんでした。これからは気をつけます。
ただ惜しいことに、自分たちの答案もそれぞれ交換して採点してもらったのですが、今度は明らかに間違っているものも正解にする傾向がありました。友だちへの配慮がそうさせたのでしょう。しかし本当の配慮は間違いをやさしく指摘することであることを伝えたいものです。
>先生もしなさいと言われ、
私もしじゅう言われました。ホワイトボードに字を書くと、さんざん字が下手と言われました。
小学校の先生の字と比較して下手と言われたみたいです。どうしても字を崩したり、トメや
ハネ、もっといえば、筆順も自分流になっていますからね。
そうした「批判精神」が健全に育つには、先生がお書き下さったように、その批判の対象は、
自分にも、あるいは自分が大切に思う友だちにも向かうべきであり、このことをうまく
伝えていけたらと私もいつも苦心していたのを思い出します。
ただ、3年生ですから、口ではもっともらしい反論をしていても、心の中では先生の道理は
きちんと理解できるはずで、それは心にずっと残るものです。そのことを信じて、私は
あまりむきにならず、「負けて勝つ」戦法をとりました(笑)。
見て見ぬふりをするのでも、言わないのでもなく、言うけれども説得はしない、というやり方
だったと思います。浅野先生なりに、苦心しながら進めておられると思いますが、その苦心も
子どもたちは察知してくれていると私は信じます。