福西です。
『星モグラ サンジの伝説』(岡田淳、理論社)を読んでいます。
4「北のはての使者は、まじめモグラだった」を読みました。
野原の北のはての使者が、運よくサンジをつかまえます。けれどもサンジの行動が速すぎて、伝言を伝えられません。サンジは、野原の果てにいる「ヘビ」の情報を北の使者から聞き出すと、すぐに立ち去ってしまったのでした。
ヘビは、隕石の落ちた穴に住んでいました。サンジは、隕石の「いいにおい」につられて、ヘビに近づきます。
ヘビは、甘ったるい声(へたなモグラ語)でサンジを眠らせようとします。しかし、間一髪のところで、サンジはヘビを真っ二つにします。
ヘビを食べた後、隕石も食べます。
その隕石の、なんとおいしいこと!(ここでは語りつくせません)
サンジは深く感動し、新たな隕石を求めて、旅を続けるのでした。
次の俳句を紹介しました。
跳箱の突き手一瞬冬が来る 友岡子郷
かくれんぼ三つかぞえて冬となる 寺山修司
大根の白さは生きてゆく白さ 中村明子
11/7が立冬。そこから暦の上では冬になり、俳句もそれに準じます。
「冬が来る(となる)」が初冬の、「大根」が三冬の季語です。
クラスでは、寺山修司の句が一番人気でした。