山の学校 weblog

山の学校は小学生から大人を対象とした新しい学びの場です。子どもは大人のように真剣に、大人は子どものように童心に戻って学びの時を過ごします。

「西洋の児童文学を読む(中学高校)」の記事一覧

『クローディアの秘密』を読む(西洋の児童文学を読むC)2021/7/1,7/8

福西です。 中学生クラスの方です。 Y.M.さんの6~8章の要約です。 6 ミケランジェロの印 日曜日の朝、クローディアとジェイミーは、中世期の部屋の礼拝堂でお祈りをあげる。そして、天使像の所に行こうとした際、守衛に見つ […]

「『トムは真夜中の庭で』を読む」(西洋の児童文学を読むB、2021/7/2)(その2)

福西です。(その1)の続きです。 トムは、大時計の文字盤を調べようとします。しかし電灯のスイッチがどこか分かりません。そこで、月光を邪魔している、邸宅の裏がわのドアを開けようとします。 こうした小さな必然を積み上げたのち […]

「『トムは真夜中の庭で』を読む」(西洋の児童文学を読むB、2021/7/2)(その1)

福西です。 『トムは真夜中の庭で』(フィリパ・ピアス、高杉一郎訳、岩波書店)を読んでいます。 2章の要約と内容確認のあと、3章『月の光のなかで』を読みました。 3章の冒頭は、次のようにあります。 この邸宅のアパートを借り […]

「『トムは真夜中の庭で』を読む」(西洋の児童文学を読むB、2021/6/25)

福西です。 『トムは真夜中の庭で』(フィリパ・ピアス、高杉一郎訳、岩波書店)を読んでいます。 1章の要約と内容確認のあと、2章『大時計が十三時をうつ』を読みました。 おじさんの家は退屈そのものでした。日中に疲れないせいで […]

「『トムは真夜中の庭で』を読む」(西洋の児童文学を読むB、2021/6/18)

福西です。 「西洋の児童文学を読むB」クラスは、この日から新しいテキストに入りました。 『トムは真夜中の庭で』(フィリパ・ピアス、高杉一郎訳、岩波書店)です。 第一章は、トムが母親と別れるシーンから始まります。 弟のはし […]

『クローディアの秘密』を読む(西洋の児童文学を読むC)2021/7/15

福西です。 中学生クラスの方です。 『クローディアの秘密』(カニグズバーグ、松永ふみ子訳、岩波少年文庫)を読了しましたので、取り急ぎご報告します。 受講生のMさん、おめでとうございます。 「天使像の作者はだれか?」という […]

『クローディアの秘密』を読む(西洋の児童文学を読むC)2021/6/24

福西です。 中学生クラスの方です。 『クローディアの秘密』(カニグズバーグ、松永ふみ子訳、岩波少年文庫)、5章「噴水で」の要約です。 Y.M.さん クローディアとジェイミーは、ミケランジェロのことを勉強しようと図書館まで […]

『モモ』を読む(西洋の児童文学を読むB、2021/6/11)(その2)

福西です。 受講生による、『モモ』の全体のまとめです。 O.W.さん 小さな円形劇場の廃墟にモモという女の子が住みつく。モモには、家族はいないが、円形劇場あとで出会ったジジ、ベッポ、子供達と親しくなる。 モモが子供達と遊 […]

『モモ』を読む(西洋の児童文学を読むB、2021/6/11)(その1)

福西です。 『モモ』(エンデ、大島かおり訳、岩波書店)を読了しました。 受講生のみなさま、おめでとうございます。 「作者のみじかいあとがき」を読んだとき、客車に居合わせた「見知らぬ旅人」は、「ホラかもしれない」という意見 […]

『モモ』を読む(西洋の児童文学を読むB、2021/6/4)

福西です。 『モモ』(エンデ、大島かおり訳、岩波書店)の21章「おわり、そして新しいはじまり」を読みました。 その受講生たちの要約です。 H.A.さん モモはニノのポーズに導かれ、灰色の男たちのアジトへ侵入する。灰色の男 […]

『クローディアの秘密を読む』(西洋の児童文学を読むC、2021/6/10)

福西です。 『クローディアの秘密』(カニグズバーグ、松永ふみ子訳、岩波少年文庫)4章の、受講生の要約です。 Cクラス(中学生) Y.M.さん 二人は早朝からの危険な時間を努力して過ごしていた。人でにぎわうようになると、群 […]