2022-03-06 自分の人生のために学ぶこと 更新日:2022/02/28 公開日:2022/03/06 雑談 山下です。 セネカは言います、われわれは人生のためでなく学校のために学んでいる、と。世間の評価を求めて学ぶのは本当の学びの道ではなく、大事なことは「世間でなく、自分の人生のために学ぶことだ」(Non scholae se […] 続きを読む
2022-03-05 セネカの言葉 更新日:2022/02/28 公開日:2022/03/05 雑談 山下です。 セネカの『人生の短さについて』にはハッとする表現が多くみられます。 誰もが現在あるものに倦怠感を覚えて生を先へ先へと急がせ、未来への憧れにあくせくするのである。だが、時間を残らず自分の用のためにだけ使い、一日 […] 続きを読む
2022-03-04 歴史の教科書の記述 更新日:2022/02/28 公開日:2022/03/04 雑談 山下です。 「ローマ文化:ギリシア人のような独創的文化を創り出すことができなかった。ローマの建国伝説をうたった叙事詩『アエネイス』の作者ヴェルギリウスらの詩人がいるが、いずれもギリシア文学の模倣が著しい」(文部省検定済教 […] 続きを読む
2022-03-03 サルスティウスの言葉 更新日:2022/02/28 公開日:2022/03/03 雑談 山下です。 ローマの政治家・歴史家のサルスティウスの言葉をご紹介します。 「あらゆる戦争は、起こすのは簡単だが、やめるのは極めて難しい。戦争の始めと終わりは、同じ人間の手中にあるわけではない。始める方は、どんな臆病者にも […] 続きを読む
2022-03-02 古典を読むこと 更新日:2022/02/27 公開日:2022/03/02 雑談 山下です。 古典を読む理由は人さまざまです。 教育とからめて考えたとき、古典を読むことには大事な意味があると思います。 ラテン語に、Inter arma silent Musae.(戦争の間ムーサは沈黙する。)という言葉 […] 続きを読む
2022-03-01 「三つ子の魂」の行方 更新日:2022/02/17 公開日:2022/03/01 雑談 山下です。 過去の巻頭文を読み返しました。 「英語で「子ども」をインファント(infant)と言いますが、原義に照らすと「言葉を話せない者」という意味になります。赤ちゃんもそうですが、言葉を自由に操れない小さな子どもたち […] 続きを読む
2022-02-28 大人の言葉、子どもの心――思い出を力に変えて 更新日:2022/02/13 公開日:2022/02/28 雑談 山下です。 過去の巻頭文を読み返しました。 「山の学校では『論語』の素読を担当しています。子どもたちと接していると、当時の何が今の自分の心に残っているのかと考えます。そうすることで、子どもたちに接する自分の心や言葉が整え […] 続きを読む
2022-02-27 時代の扉を開く鍵――草の根の教養教育とラテン語と 更新日:2022/02/13 公開日:2022/02/27 雑談 山下です。 過去の巻頭文を読み返しました。 「山の学校は4月で開校12周年を迎えます。当初4コマだったクラスの数は現在40コマを越え、会員数も100名ほどになりました。小学生から高校生の部に関しては、その当時の私が幸せを […] 続きを読む
2022-02-26 「力があると思うゆえに力が出る」 更新日:2022/02/13 公開日:2022/02/26 雑談 山下です。 過去の巻頭文を読み返しました。 「表題はウェルギリウスの叙事詩『アエネーイス』(5.231)にみられる表現です。 船による競技が最大の盛り上がりを見せる場面で、勝利を確信し全力を尽くすトロイアの漕ぎ手たちにつ […] 続きを読む
2022-02-25 Homo sum. 私は人間である。 更新日:2022/02/13 公開日:2022/02/25 雑談 山下です。 過去の巻頭文を読み返しました。 「10 年、20年先の未来を考えるとき、どのような教育が必要とされるのだろうか。インターネットが社会の仕組みを変えたように、今後多方面でロボットの活躍が期待される中、人間にしか […] 続きを読む
2022-02-24 素読と子どもたち 更新日:2022/02/13 公開日:2022/02/24 雑談 山下です。 過去の巻頭文を読み返しました。 「私は山の学校で「論語」の素読を担当しています(月に一回、小学生対象)。やり方は幼稚園で行なっている俳句と同じです(週に二回、年長児対象)。どちらも正座をして挨拶し、黙想すると […] 続きを読む
2022-02-23 文学部で学んだこと―100年先の世界のために 更新日:2022/02/13 公開日:2022/02/23 雑談 山下です。 過去の巻頭文を読み返しました。 「私は英文科四回生の秋、思い切って西洋古典文学に専攻を変える決意をした。岡道男先生(当時の主任教授)のおられた研究室は、今はなき煉瓦造りの旧館二階にあった。専攻変更のお願いをす […] 続きを読む