山の学校 weblog

山の学校は小学生から大人を対象とした新しい学びの場です。子どもは大人のように真剣に、大人は子どものように童心に戻って学びの時を過ごします。

『トムは真夜中の庭で』を読む(西洋の児童文学を読むB、2021/12/10)

福西です。 『トムは真夜中の庭で』(フィリパ・ピアス、高杉一郎訳、岩波書店)を読んでいます。 16「木のなかの家」を読みました。 ハティは、トムがびっくりするほど木のなかの家のことに夢中になっていた。(…)この木のなかの […]

2022-03-03 サルスティウスの言葉

山下です。 ローマの政治家・歴史家のサルスティウスの言葉をご紹介します。 「あらゆる戦争は、起こすのは簡単だが、やめるのは極めて難しい。戦争の始めと終わりは、同じ人間の手中にあるわけではない。始める方は、どんな臆病者にも […]

2022-03-02 古典を読むこと

山下です。 古典を読む理由は人さまざまです。 教育とからめて考えたとき、古典を読むことには大事な意味があると思います。 ラテン語に、Inter arma silent Musae.(戦争の間ムーサは沈黙する。)という言葉 […]

3/23(水)「漢文」クラスガイダンス

3月後半に行われるガイダンスから「漢文」クラスをご紹介致します。(要申込・無料。zoomのみ) 漢文クラスは扱うテキスト・難易度別に4種類のクラスがあり、この日はそれぞれについてご説明致します(参加者の希望に応じて説明順 […]

「王への手紙」を読む(2021/12/9)

福西です。 『王への手紙』(トンケ・ドラフト、西村由美訳、岩波少年文庫)を読んでいます。 ティウリは宿屋の主人から、白い盾の黒い騎士が赤い盾の黒い騎士に決闘を挑まれたことを知ります。そして二人が決闘を行っている森へ急ぎま […]

2022-03-01 「三つ子の魂」の行方

山下です。 過去の巻頭文を読み返しました。 「英語で「子ども」をインファント(infant)と言いますが、原義に照らすと「言葉を話せない者」という意味になります。赤ちゃんもそうですが、言葉を自由に操れない小さな子どもたち […]