ことば2年(エイキン『しずくの首飾り』を読みます)

福西です。

春学期に、『クマのプーさん えほん』(A・A・ミルン、石井桃子訳、岩波書店)を15冊目の途中まで読みました(全15冊)。

秋学期の初回は、その残りを読みます。

9月22日から、次のテキストに入る予定です。

『しずくの首飾り』(ジョーン・エイキン、猪熊葉子訳、岩波少年文庫)です。

短編集なので、読みやすいと思います。

おさめられている短編は、以下の通りです。

1 しずくの首飾り

2 足ふきの上にすわったネコ

3 空のかけらをいれてやいたパイ

4 ジャネットはだれとあそんだか

5 三人の旅人たち

6 パン屋のネコ

7 たまごからかえった家

8 魔法のかけぶとん

この中で、とくに有名なのは、4でしょうか。

ジョーン・エイキンのウィットとユーモアには、物事を両面から見ようとするところがあり、共感します。

小学2年生にとって、エイキンの作品を読むおそらく最初の機会。

どんな種まきになるのか、楽しみです。