9/18 ことば2~4年

岸本です。

残暑が厳しい中、今日は恵みの雨だったのかもしれません。

涼しい山の学校で、今日は漢字迷路や漢字のパズル、そして本読みに取り組みました。

 

漢字迷路は、今日もすらすら解けていました。

ただ、出来上がった四つの漢字を使って、二字熟語を作る問題では、ミスリードに引っかかって苦戦していました。

それでも、「黒板」と「明暗」という正解をしっかり導いてくれました。

「明暗」という言葉は初めて知ったようで、どう読むか悩んでいましたが、「暗黒」という読み方から「暗」が「あん」と読むことを思い出して、「めいあん」と読むことに気づいてくれました。

漢字をしっかり応用できていると思います。

続く言葉の使い方や、漢字のパズルも、難しい問題ながら正面から取り組んできちんと解けていました。

はきはきと大きな声で答えてくれたのもよかったと思います。

 

後半は、『マツの木の王子』の読解を再開しました。

春学期は、少し時間がかかり、1/3ほどしか読めませんでしたので、これからスピードを上げていきたいと思います。

おじいさんの家に引き取られたマツの王子とシラカバの少女は、夜中に木彫りの動物たちが動き出したのを目にしました。

動物たちに質問してみると、彫刻の彼らが動けるのはおじいさんのおかげであること、二人もここでずっと一緒にいられることを教えられました。

二人はそれを喜び、まずはマツの木の彫り作業がいよいよ始まりました。

マツの木が一体どんな動物になるのか、子供さんと予想しながら読み進めていきました。

子供さんは「ライオン」か「トラ」と予想していましたが、それはどうやら「ひづめ」を、いわゆる鋭い「つめ」と誤解していたためのようでした。

細かに読んでいくことで、このようなわからない言葉も少しずつわかるようになっていけます。

わからないからといって放置せず、言葉から具体的にイメージを膨らませられるように、語彙力を豊かにしていきましょう。

ちなみに、マツの木は「ウマ」になりました。

それでは、シラカバの少女はどうなるのでしょうか。

来週を楽しみにしたいと思います。