0922 中学数学

浅野です。

Nさんは文字式の範囲で、今回は確実に中1の配当である内容のプリントを渡しました。やはりこの範囲では文章問題がポイントです。数量を表すのか関係を表すのか(イコールがいらないのかいるのか)という区別も大事ですし、単位についても気をつけなければなりません。ある与えられた関係を文字式で表す場合は、考え方によって何通りかの答えが出てきます。Nさんはそのことをはっきりと意識して、複数の答えを書いてくれました。こういう姿勢は本当の力をつけるために大歓迎です。試験では一番無難な答えを一つだけ書くことをおすすめしますが。

Tさんは方程式の文章題を解きました。長いすに生徒が座る問題や道のりの問題など、多くの人が苦労するような難しめの問題を渡しました。いろいろ試行錯誤しながら、1問につき30分ほどかけて自力で解き切ってくれました。解説もなしにいきなり難しい問題を渡してしまったかなと私は少し反省していたのですが、Tさんは「難しかったけどおもしろかった」と言ってくれたので、これでもよかったかなと思い直しました。楽しみながら難しい問題に挑戦して解くことができたという経験は非常に貴重だと思います。

Oさんは今回の試験ではいつも以上に計算間違いに気をつけたと言ってくれつつも、前回に山の学校でした問題では計算間違いが目立っていたので心配していましたら、やはり試験でも計算間違いが多発していました。3~4割ほど計算ミスに類する間違いがあり、実力でわからない問題は1, 2問だけでした。

振り返ると、今回の範囲だった一次関数はまだ手薄で、練習不足だったことが最大の要因だと推測します。一次関数でも他の範囲と同じようにミスをしやすいポイントがいくつかあるのですが、まだそれを意識できるほどには練習が積めていませんでした。テストの間違い直しをしてもらうとスムーズに終わったので、後に引きずるような弱点があるわけではありません。

計算間違いをどうしたら減らせるかということにはよく悩まされます。私自身は性格のためか、昔から計算間違いをほとんどしたことがなかったので、こうすればなくなるという変化を実感としては知りません。良案があればどうぞコメントをよろしくお願いいたします。