福西です。
『こども歳時記』(長谷川櫂/監修)の秋の部を眺めました。
最近の天気は、秋雨。「稲妻を見たよ」と受講生が口々に伝えてくれました。
稲妻は秋の季語。「稲の妻」と描きますが、たしかに稲の実るころにちょうど見かけます。古事記でクシナダヒメがヤマタノオロチのいけにえにされ、スサノオが助けるという話を思い出します。なお、雷は(稲妻が光に対し)音が実感で、夏の季語とされています。
私からは、季語の「残暑」と「夜長」を紹介しました。
「残暑」は「秋暑し」ともいいます。夜長は自由を感じる、なんとなくうれしくなる季語です。
後半は、『ころべばいいのに』(ヨシタケシンスケ、ブロンズ新社)を読みました。