ことば3~4年(2016/10/4)

福西です。

その日の新聞から記事を一つ持ってきて、それをみんなで一緒に読みました。

「何が書いてあるのか?」ということを知るためには、まず漢字が読めないと始まりません。

そこで「漢字辞典」か「国語辞典」を引いて、記事にある漢字の読みを一つ一つ調べました。

どちらの辞書を使うと便利か、その判断には慣れが必要です。そのあたりをアドバイスしました。

1)「たぶんこう読むのかな?」と見当のついている漢字には、国語辞典で裏を取るという方法が調べやすいです。実際に載っていたら、ビンゴです。もちろん見当が外れていたら、ないことになりますが、その近くに見つかることも多いです。

2)読みのわからない漢字には、漢字辞典を使って、知っている読みから引く方法が有効です。また熟語で、「知らない漢字+知っている漢字」という場合には、知っている漢字の方を引いて、その用例に出てくるのを期待する、という調べ方があります。

漢字辞典は、「総画数」「部首(の画数)」「読み」のいずれかで引きますが、ほとんどの生徒は総画数で探していることに気づきました。これはなかなかの手間です。(例えば「弓」が三画であることを知らないと、「弱」にはなかなか行きあたらないことになります)。そこで、画数に自信がなくても引ける、「部首の表」を活用する方法について、また時間を取って説明したいと思いました。