0523 山の学校ゼミ(倫理)

浅野直樹です。

 

スピノザの『神学・政治論』を読みました。

 

迷信を暴き、啓示は想像力の産物だと喝破する鋭い書です。比較的自由であったオランダで匿名出版されたのも頷けます。この内容は当時では危険だっただろうと容易に見て取れます。もっとも、現代的な価値観からすると、先見の明があったと思われます。