福西です。更新がとどこおって、すみません。
今週もなりたち漢字をしました。今回は一年生と二年生の漢字をミックスして暗号文を作りました。前に出てきた漢字による足がかりが増えてきたせいか、解読が早くなったように思います。
『漢字なりたちブック』(伊東信夫、太郎次郎社エディタス)や『楽しい漢字学習』(福井県教育委員会編、平凡社)など、白川静氏をもとにした本を見ると、漢数字に意外と面白いことが載っています。たとえば「七」です。
七は切り取られた骨をあらわし、それで、「七に刀」を書いて、「切」という漢字ができたとあります(切は七と関係がある)。
また、十はたてぼう一本(に真ん中が膨らんでいる)で、七の方がむしろ「十」と書いていたことなど、興味を触発されました。
『一休さん』(寺村輝夫、あかね書房)の中から、『どくのつぼ』を読みました。
音読し終わった後、内容を振り返りました。生徒たちは二人一緒に、「こうなって、こうなって、こうなった」と最初から最後までを上手に説明してくれました。
先週も、なりたち漢字をしました。
2年生で、国語・算数・理科・社会・音楽・図工、東西南北が出そろいます。
「体」のなりたち漢字は、旧字と同じく骨に豊(「體」)と書きます。また地のそれは、墜と似ています。時々こうした「え?!」と驚く画数のものが出てくるのを見るのも面白いです。
また、「思」という漢字を見た時、「思うには、心がある」というRちゃんの言葉が印象的でした。