岸本です。
早いもので、このクラスも2009年度を終えることになりました。
単語や文法を中心に、英語に取り組んできましたが、その総決算として、前回の単語の総復習の続きに挑戦してもらいました。
その際、単語をさかのぼって調べても良いので、正確に書いてもらうようにしました。
残りの部分を、お家でしっかりと解いてきてくれたのはさすがです。
確認しながら解いた結果なのでしょう、単語の選択にはあまり間違いが見られませんでした。
しかし、この一年間悩まされたつづりに、間違いが集中していました。
間違いやすい特徴としては、”r”と”l”、”b”と”d”の取り違いがあり、本人は覚えたつもりでも、無意識に間違ったつづりを書いてしまうようです。
この弱点が最後まで克服できなかったのは残念ですが、寧ろポジティブに、直すべき弱点が分かったことを、喜ぶべきでしょう。
あとはそこを重点的に覚えればよいのですから。
解答の際には、単純に空欄の単語や意味を答えるのではなく、英文を一行一行音読し、意味を答えてもらっています。
そして解説では、文法的な原則も確認していきました。
例えば、主語は文の一番最初にくるというものがあります。
しかし、その原則に反するような文も、今回の総復習では出題されていました。
それが何故なのかについて、今までの例と照らし合わせながら確認もしていきました。
いつもは文法的なことが中心でしたが、この総復習ではいくつもの文を読み進めることで、言語としての英語の使い方にも触れてもらいました。
これを機に、文法一辺倒でない英語にも興味を持ってもらえればと思います。
さて、この解答・解説だけで時間を少しオーバーしてしまうほど、充実した最終回でした。
このクラスで把握した自分の弱点を、このクラスで学んだ勉強法で、しっかりと克服できるよう頑張って欲しいと思います。
>このクラスで把握した自分の弱点を、このクラスで学んだ勉強法で、しっかりと克服できるよう頑張って欲しいと思います。
学習の要諦がここに記されています。すなわち、「自分の弱点を明確にすること」です。「無知の知」という言葉もありますね。英語は、何度も声に出したり、ペンだこができるまで英文を書くことで、じわじわ力がついていきます。一足飛びはありえません。
岸本先生が「このクラスで学んだ勉強法」と書かれたその勉強法とは何か?過去のエントリー記事を読めば、自ずと見えてくると思います。