浅野です。
早くもインタビューを1回実現したと聞きました。
実際にやってみると、ぎこちなく感じた部分もあったとのことです。それはインタビューの最初のほうでは閉じた質問が多く、また相手がこちらの意図を汲み取ろうとしすぎているような側面もあり、スムーズに進まなかったのではないかと分析しました。こちらの想定内の答えだけだとおもしろくないので、対象者に自由に語ってもらえるような工夫(世間話から徐々に聞きたいことを聞くなど)があってもよいかもしれません。
また、理論面では、危機の時代(革命の時代)という切り口が出てきました。中世スコラ哲学が行き詰まって新しい思想が生まれてきたように、純文学が行き詰まって新しいライトノベルが生まれてきたという類比です。そう考えると印刷術の普及とインターネットの普及をパラレルに考えることもできます。面白い視点だと思いました。