ことば1~2年B(12/3)(その1)

福西です。

前回に引き続き、「寿(いのちなが)ければすなわち恥多し」(荘子)の後半を暗唱しました。

すでにお家で予習してきてくれた生徒もいました。Rt君が、率先して声に出して引っ張ってくれました。「『故に辞す』、と」の、「ジスト」という響きが耳によく残っているようでした。みんなで暗唱すると、そこだけなんだか、面白く聞こえました。

「堯って、すごい王様なんやってなあ」とT君が言ったのを呼び水に、中国の伝説にある、三皇五帝を名前だけ紹介しました。小学生たちは、妖怪ウォッチの影響か、「伝説」という響きに敏いようです。そこで、「黄帝」と書くと、「『こうてい』のこうの字がちがう!」とM君に指摘されました。きっとそう来るだろうなとは思っていましたが(笑)。

「とくをやしなうところにあらざるなり」という書下し文的な言い回しが、難しいと思ったのですが、わりとすんなり耳で覚えてくれました。また来週、おさらいしましょう。