福西です。
『二分間の冒険』(岡田淳、偕成社)を読んでいます。9/12に9章『竜をたおす剣』の途中まで読みました。
「ぎしきの月」が始まりました。30組の少年少女が、1日1組ずつ、竜を相手に、「知恵の戦い」と「力の戦い」に挑みます。
悟とかおりは、4番目。
二人は次のような状況認識にあります。
・自分たちは「選ばれたもの」で、「竜をたおす剣」を持っている。
・他の少年少女も同じような剣を持っているが、それはないよりはましの「気休めの剣」である。
・自分が「竜をたおす剣」を持っていることを、誰にも言ってはいけない。なぜなら、言われた相手の「勝てるかもしれない」という希望をくじいてしまうから。
1日目の組が竜に敗れました。
悟とかおりは、これ以上犠牲者の出る前に、順番を待たずに、竜と対峙します。
しかし、自分たちの「竜をたおす剣」は、ぽっきりと折れてしまいました。
呆然とした二人を、太郎と恵美(二人は剣を持っていません)が助けます。
残りの27組の少年少女たちは、その様子を「よそよそしく」見ながら、館に去っていきます。
いよいよ佳境、「転」の部分です。
後半は、先週ワードバスケットという「しりとり」をしました。そのしりとりにちなんで、今週は辞書を使って、「知恵の戦い」をしました。