高木です。
ここ最近、雨が続いていますが、今日の夕方はなんだか久し振りに青空を見たような気がしたので、詩の朗読は外で行うことにしました。今日の詩は、谷川俊太郎の「晴れた日は」でした。
晴れた日は空を見よう
太郎も花子もジョンもマリーも
みんなおんなじ空を知ってる
青い青い心のふるさと
空はみんなをだいている
雨の日は雨にぬれよう
ばらもれんげもかしもやなぎも
みんなおんなじ雨を知ってる
やさしいやさしいいのちのなみだ
雨はみんなにくちづける
風の日は風を聞こう
つばめもとんぼもありもかえるも
みんなおんなじ風を知ってる
楽しい楽しい世界のささやき
風はみんなに話してる
山の上のジャングルジムやブランコで朗読すると、当然といえば当然かもしれませんが、みんないつもより少し散漫になっているような気がしました。でも、教室で朗読するより、大きな声が出ているようにも思えました。
教室に帰ってからは、絵本を二冊読みました。一冊目は『おうさま だいぼうけん』(岡本一郎/さく、田頭よしたか/え)という、一風変わった絵本です。間違い探しやしりとりや迷路など、物語の途中にさまざまな仕掛けが施してあり、みんな夢中でした。
もう一冊は、Y君が家から持ってきてくれた『さむがりやのサンタクロース』を読みました。先週も読みましたが、もう一度読みたい、ということなので、今週は、私の代わりにみんなに読んでもらうことにしました。すると、R君とY君はきちんと役割分担をして、サンタが怒っているときの言葉はR君、そうでないときの言葉はY君、というように、交互に朗読してくれました。それはなんというか、とてもほほえましい光景でした。
いつも素敵な詩をご用意下さっているのですね。私も心が癒されます(^^)