浅野です。
こちらのクラスも最後の回は外に出て俳句を作りたいとのことでした。どうもここの生徒たちは俳句が好きなようです。
外でゆっくりすることができたので、いろいろなことに注目しました。山から見下ろす町の景色、生い茂る草に隠れる石仏、飛ぶことのできない蛾、緑や黄や赤のもみじ…。1,2年前と比べると、生徒たちのよむ内容が、自分の直接的な感情から、外の情景へと移りつつあります。
教室に帰ってそれぞれの句を発表しようとしたら、点数をつけて品評会をしたいという声があがりました。生徒同士も長い付き合いで信頼し合っているので、実行することにしました。不思議なもので、みんなが納得するような結果が出るものです。
>外でゆっくりすることができたので、いろいろなことに注目しました。
たしかに、お山の上は、俳句の材料、インスピレーションに満ちていますね。緑の自然は、子どもたちにとっては幼稚園時代の思い出の舞台でもありますし、俳句そのものが幼稚園時代に「年長」の象徴して学んだ思い出であるわけですし。