6/15 ことば2年A

岸本です。

本格的な梅雨になったようで、しとしと雨が降り続いています。
あまり梅雨は好きではありませんが、子供たちは山を上ってくるときに、カエルを見かけては「カエルを見たから帰る」と、言葉遊びを楽しんでいました。
梅雨でも、楽しみ方はいろいろあるものだと、気づかせてくれました。

今日は、漢字迷路と俳句カルタ作り、そして絵本の朗読を行いました。

漢字迷路は、前回リクエストされたもので、迷路を解くことで漢字が浮かび上がってきます。
今回は二年生の漢字も取り入れ、迷路も少し難しくなりました。
特に同じマークの所にワープできるようにしたので、複雑な漢字も表せるようになっています。

出題者たる私のこうした努力(?)の成果か、子供たちからは「難しい」との声が聞かれました。
それでも、子供たちの手にかかれば、全てが解かれるのもあっという間です。
まだ習っていない漢字(「寺」)を含んでいたのは申し訳なかったのですが、それも漢字の本を開いてきちんと探してくれたのには、いつもながら感心します。

その後、浮かび上がった4つの漢字(「寺」「気」「今」「空」)から、ひとつだけ共通点を有していない漢字を探してもらいました。
今回も形に着目した問題で、やや難しかったのですが、ある子供さんが迷路を解いている時の「『エ』が出てきた」という発言がヒントになって、二人とも見事に共通していない漢字を見つけ出すことが出来ました。
このヒントを頼りに、皆さんも少し答えを考えてみてください。

その後は、少しだけ俳句カルタ作りの時間をとりました。
10分ほどの時間でしたが、二人とも俳句をそれぞれ1~2句作ってくれました。
これで俳句の数も30を超えました。
春学期中に完成できるかは、少し怪しいのですが、焦らず進めていこうと思います。

最後は、絵本の朗読を行いました。
今日は『ミミちゃんのぬいぐるみ』という絵本です。
お姉ちゃんが戸棚にしまったぬいぐるみを、勝手に持ち出したミミちゃんの、少しおかしく、それでも心温まるお話です。
担当の子供さんは、自分では読んだことがないと自信なさげで、確かにこれまでよりも詰まるところが多かったり、読む行を間違えたりもしましたが、きちんと最後まで読み通すことができました。
知識や技術的な点は、これからたくさんの本を読むことで、改善していけば良いことだと思います。
何より、聴いていた子供さんが「面白かった」と言っていたこと、そしてそこから、内容がちゃんと伝わっていたことはわかります。

来週は、俳句カルタ作りのスパートをかけつつ、絵本の朗読も行う予定です。