9/14 ことば2年A

岸本です。

だいぶ涼しくなって、いよいよ秋めいてきました。
読書の秋とも呼ばれる季節、いろいろな「ことば」にどんどん触れていきたいですね。

今日は動物に関係することわざと、絵本の朗読をおこないました。

前回は、四字熟語を扱ったのですが、漢字ばかりのためか、あまり好評ではありませんでした。
そこで今回は、もう少しとっつきやすいことわざに取り組みました。
特に、子供さんが興味を持っている動物にかかわることわざを集めてみました。

問題は、ことわざの一部を空欄にして、そこに当てはまる動物を二者択一で選んでもらう形式です。
たとえば、「( 犬・ねこ )も歩けば棒に当たる」などです。
「これは聞いたことがある!」といった、上のような有名なことわざから、子供さんにはあまり聞きなれない「蛙の面に水」まで、ひとつひとつ答えながら、どういう意味かを、考えてもらいました。

面白かったのは、「猫に小判」ということわざでした。
意味としては、「ある者にとっては何の価値もないこと」というものですが、子供さんは「猫でも小判で遊ぶから、多分喜ぶはず。」と主張しました。
確かに、貨幣としての価値はありませんが、遊具としての価値を考えると、子供さんの言い分にも一理あると思います。

もう一枚のプリントは、ことわざの空欄にあてはまる動物を絵の中から選ぶ問題でした。
これも、ヒントを頼りに、みごと全問正解を達成してくれました。

残りの時間は、久しぶりに絵本の朗読を行いました。
今回は「川は どこから ながれてくるのか」という絵本です。
川をたどりながら、その源を探るキャンプにでかけた二人の兄弟とおじいさんの物語が、名画のようなタッチで描かれたイラストと共につづられていました。
子供さんも、その絵に興味をもって、選んだようです。

久しぶりということもあって、子供さんと私で、一文ごとに交互に読んでいきました。
聴きなれない表現に、戸惑うところもありましたが、ほとんどスムーズに、そしてあるところでは感情を込めて読めていたのはよかったです。

来週は、反対言葉に取り組もうと考えています。