ことば1年(2019/1/8)

福西です。

生徒たちと元気に顔を合わせることができました。冬休みの出来事について話してもらいました。クリスマスとお正月、ひらかたパークへ行ったり、九州へ行ったときのことが主な話題でした。

俳句を一つ暗唱しました。

去年今年貫く棒の如きもの 虚子

去年今年は、「こぞことし」と読みます。新年の季語です。

その後、『あるはれたひに』(きむらゆういち/作、あべ弘士/絵、講談社)を音読しました。

以前読んだ『あらしのよるに』の続編です。前作は「『あらしのよるに』を合言葉に、また会おう」という約束で終わりました。今作では、おおかみとやぎはすっかり仲良しになっていました。

二匹はピクニックに出かけます。ところが、おおかみの方が自分のお弁当を落としてしまい、空腹に陥ります。そのときのおおかみの葛藤がテーマでした。おおかみは、やぎと「いっしょにいると、なんだかほっとする」という心を強く保ち、「『ともだちだから、かたっぽのみみくらいならどうぞ』なーんて」いうかもしれないぞ、という誘惑を退けます。そして、「こんどいつあうっすか?」という約束をして、物語は終わります。

読んだ後、内容について振り返るクイズをしました。

残りの時間は、百人一首をしました。