0903 調査研究入門

夏休みを経て再開しました。もっとも、このクラスの生徒はいろいろと忙しくてほとんど夏休みがなかったそうです。それでも思わぬところでこの調査研究入門のテーマとつながったりします。

 

それはどういうことかと申しますと、絵画に親しんだおかげで、小説に付されている絵の違いに目が行くようになったということです。最近では狭義の小説にも絵がつけられることが多くなりましたが、それでもライトノベルの絵とは大きく異なるとのことです。

 

そもそもの発端は小説を分類したいということだったので、そこに立ち返ってこれまでの議論を思い出しました。今回は狭義の小説・ライトノベル・・ケータイ小説の3つに着目します。これらはそれぞれ現実・虚構・理想を描いたものだという分類です。客観的・傍観的・主観的と言ってもよいかもしれません。東浩紀さんや大塚英志さんの議論を下敷きにしています。

 

次回からは発表原稿を作っていく予定です。