浅野です。
平野啓一郎さんの分人という概念がここでのテーマにぴったりだったので紹介しました。
個人の元となった英語はindividualであって、これは語源的には分けられないという意味合いです。否定のinを取り去ったdividualが分けられるもの、つまり分人です。学校での私、アルバイト先での私、家での私はそれぞれ違っていて当たり前ということです。
さらにおもしろかったのは、SNSで人は変わるかというテーマについて、平野さんは正面からの議論で変わるのではなく人がしている議論を横で見ていて変わるというように、横顔性に注目していました。さすが小説家です。
こうした考えも活用しながら、そろそろまとめていきたいです。