浅野です。
やはり読み書きに関しては一定の自信を持てる段階に達しています。こうなるとあとは語彙と会話だと思います。
語源を考えることにはもう一つ利点があります。それは語の微妙なニュアンスをくみ取れるということです。例えばdisputeを辞書で引くと「議論する」と書いてあったりしますが、dis(反対)+pute(考える)=dispute(反対に考える)と解釈すればdisputeの意味は議論は議論でも反対意見を言って議論することだと想起できます。同様にinvaluableも「貴重な」という意味ですが、in(否定)+value(評価する)+able(可能)=invaluable(評価することができない)と考えると、invaluableは価値が計り知れないほど貴重だというニュアンスだということがわかります。
二つ目の課題である会話についても、語彙の問題が大きいと感じていますが、いくらかテクニックのようなものはあります。今回はあいまいな事柄を積極的に聞き返すということを意識しました。実際の会話はリスニング試験ではないのでわかりづらければ聞き返せばいいですし、普通の人なら聞き返せばわかりやすく説明してくれるはずです。このクラスの後半は英語のみを用いる時間にしていますが、聞き返しなどを通じて意思疎通をはかることができています。
compute とdispute はpute でつながっていますね。ラテン語でputo は考える、という意味です。