山の学校 weblog

山の学校は小学生から大人を対象とした新しい学びの場です。子どもは大人のように真剣に、大人は子どものように童心に戻って学びの時を過ごします。

2022-03-05 セネカの言葉

山下です。 セネカの『人生の短さについて』にはハッとする表現が多くみられます。 誰もが現在あるものに倦怠感を覚えて生を先へ先へと急がせ、未来への憧れにあくせくするのである。だが、時間を残らず自分の用のためにだけ使い、一日 […]

2022-03-04 歴史の教科書の記述

山下です。 「ローマ文化:ギリシア人のような独創的文化を創り出すことができなかった。ローマの建国伝説をうたった叙事詩『アエネイス』の作者ヴェルギリウスらの詩人がいるが、いずれもギリシア文学の模倣が著しい」(文部省検定済教 […]

『英語で味わうシェイクスピアのソネット』クラス便り(2022.02)

山びこ通信2021年度号(2022年2月発行)より下記の記事を転載致します。 『英語で味わうシェイクスピアのソネット』 担当 坂本 晃平 詩人の内的感動がそれに相応しい言葉の器に載せられたのなら、まさにその時そこに詩神が […]

『英語講読』B (シェイクスピア『ロミオとジュリエット』を読む)クラス便り(2022.02)

山びこ通信2021年度号(2022年2月発行)より下記の記事を転載致します。 『英語講読』B (シェイクスピア『ロミオとジュリエット』) 担当 坂本 晃平  こちらの講座は先の秋学期に開始したものの、種々の事情が重なった […]

ガイダンス(3/17〜25録画視聴)ディケンズ、シェイクスピアを読むクラス

3月後半に行われるガイダンスから、今回「録画視聴」によるガイダンスとなる3つのクラスをご紹介致します。(要申込・無料) いずれも、お申し込みの方には限定公開の録画をご覧頂く形で、視聴申込み期間は「3/17〜3/25」とな […]

『トムは真夜中の庭で』を読む(西洋の児童文学を読むB、2021/12/10)

福西です。 『トムは真夜中の庭で』(フィリパ・ピアス、高杉一郎訳、岩波書店)を読んでいます。 16「木のなかの家」を読みました。 ハティは、トムがびっくりするほど木のなかの家のことに夢中になっていた。(…)この木のなかの […]

2022-03-03 サルスティウスの言葉

山下です。 ローマの政治家・歴史家のサルスティウスの言葉をご紹介します。 「あらゆる戦争は、起こすのは簡単だが、やめるのは極めて難しい。戦争の始めと終わりは、同じ人間の手中にあるわけではない。始める方は、どんな臆病者にも […]

2022-03-02 古典を読むこと

山下です。 古典を読む理由は人さまざまです。 教育とからめて考えたとき、古典を読むことには大事な意味があると思います。 ラテン語に、Inter arma silent Musae.(戦争の間ムーサは沈黙する。)という言葉 […]