岸本です。
今回は第七章についての意見を出してもらった後に、早速作文の作成に着手しました。
七章を大まかな意味段落にわけて、サラッと内容を確認した後、意見を発表してもらいました。
その内容は、著書の日本語ローマ字化へ批判を加えるもので、その理由としてローマ字化への著者の主たる理由を異文化交流と読み解き、にもかからず日本語の文化たる「日本語」をローマ字化することは、文化交流の本質を失うことにもなるので間違っているというものでした。
非常に鋭い指摘を含み、文章の読解もかなり良くできている意見だったと思います。
同時に、より分かりやすい文章にするためいくらか推敲をしてもらいました。
その内容は、著書の日本語ローマ字化へ批判を加えるもので、その理由としてローマ字化への著者の主たる理由を異文化交流と読み解き、にもかからず日本語の文化たる「日本語」をローマ字化することは、文化交流の本質を失うことにもなるので間違っているというものでした。
非常に鋭い指摘を含み、文章の読解もかなり良くできている意見だったと思います。
同時に、より分かりやすい文章にするためいくらか推敲をしてもらいました。
いよいよ『実戦:世界言語紀行』の全体についての感想文・意見文を書き始めます。
最初に作文の仕方として①テーマの設定、②大まかな流れ(設計図)の作成について、簡単に示した後、実際に①と②をやってもらいました。
①については、本の細かな内容、全体の流れ、筆者の意見などのいずれかに着目するのが良いのですが、今回は練習もかねていくつかテーマを挙げてもらいました。
その中から「一ヶ月語学」についてを仮のテーマとして、作文の設計図を描いてみました。
まず自分の考え・主張を整理して導入とし、それについて本書の内容からそれを補強する根拠や例を箇条書きに書き出す作業を行いました。
そのあと、私からいくらか質問を行い、より深い内容の作文にするためのポイントを指摘しました。
今回はそこで時間が来たので、残りを宿題としました。
次回それに基づいて実際に作文を実践していこうと思います。
>作文の設計図
文章を書くには型があります。スポーツもそうですが、最初は形を丁寧に真似ることが大事です。設計図をつくり、また、読者からの反論を想定しながら自分の論を展開するスタイルは、文章を書く上でもっとも基本的な型であると思われます。この作文スタイルを中学時代からきちんと反復して身に付けるには、やはりこうしたマンツーマンによる指導を受けるにしくはないでしょう。