5/14 ことば(中1~中3)

岸本です。

今日は前回読んだ「荘子 宋を去る」を終えました。

まずは前回のおさらいをして、
「現実からの逃避」をテーマに意見を書いてもらいました。

すると、それぞれ違う意見が出てきました。
一人(Kさん)からは、荘子にとっての現実は非世俗的な世界なのだから「現実からの逃避」というのはおかしいと言いました。
もう一人(Sさん)は、荘子の行動に対してどうこう言う事自体おかしいと言いました。

そこで次に、前述の自分の考えに基づいて、この物語を一言で表してもらいました。
例えば私は「現実からの逃避」でした。
Kさんは、最初言葉に詰まったので、一緒に流れをを追いながら、「現実への回帰」という言葉を引き出しました。
Sさんからは「自由」というワードが出てきました。
一つの物語から、三者三様の表現の仕方が生じたのです。
一方は世俗的、他方は非世俗的、そしてもう一方は超世俗(世界)的観点からみたもので、どれも正解だと思います。
今回の荘子の話を通じて、前回学んだ「多面的なものの見方」を実践することができたのではないでしょうか。
その重要性を身をもって体験してもらえたら、このクラスは成功でしょう。
最後に、気づいたことを数点述べて、荘子の話を終えました。

残りの時間は「孔子 粥にありつく」についての文法的、あるいは語彙的な質問を受け付け、みんなで考えてみました。
そうこうするうちに時間が来たので、今日はこれで終わりました。

次回は、短いですが孔子の話をメインに行いたいと思います。