かず1~2年A(12/2)(その2)

福西です。後半は、先週約束していた、『一つぶのおこめ』(デミ/著、さくまゆみこ/訳、光村教育図書)を読みました。

(かずの時間です^^)

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ラーニという賢い女の人が、横暴な王様を改心させる、インドのお話です。そのトリックに「大きな数」が使われています。

(先週は「階乗」(1×2×3×…)でしたが、今回は「べき乗」(2×2×2×…のお話です)

王様からもらう褒美に、ラーニは次のような申し出をします。

「きょうは、おこめを1つぶだけ くださいませ。

そして、30にちのあいだ、

それぞれ

まえのひの ばいのかずだけ

おこめをいただけませんか?」

と。

みなさんはもうご承知だと思いますが、24日目ぐらいから、どんどんすごいことになっていき、最後の30日目には…というわけです。この絵本では、絵による数の表現にとても迫力があって、顔を前に突き出して眺めてくれていました。

とりわけ、2年生のRちゃんにとって、このお話が「ツボ」に入ったらしいです。

「お母さんにも、これ、やってみようっと。お母さん、だまされてくれるかな!?」

と、ワクワクしながら、自分の「たくらみ」を話していました。そのことが、とても愉快に聞こえました。

 

ところで、最近ファイルのプリントがいっぱいになってきたので、新しいファイルを渡しました。

このあいだ聞いたのですが、M君は、たまってきたそれまでのプリントを、まるで「宝物」のように思ってくれているそうです。

ことばのクラスで使っている俳句入れにしても、「M君は、たからものがいっぱいあるみたいで、いいなあ」と言うと、満面の笑みで返してくれました。(M君には、そういう「宝物」を作る才能があるのだなと思いました)。

ふと、M君が幼稚園の頃に作って見せてくれた、「たからばこ」のことを思い出しました。

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(M君・作「たからばこ」)

(真ん中のドームの中に、宝物である、宝石を入れています。電車の連結部分のようなところに、輪ゴムを多用しているのが、M君のアイデアです。この箱自体が、「宝物」ですね。)