高木です。
このクラスは昨年度から引き続き担当させていただいています。
今年度も、ドリルとパズルの両方の足で、一段一段、登っていこうと思います。
複雑な円の面積を求める問題のページには、
何度も消しゴムで消した跡が残っていました。
彼のありのままの頑張りには、いつも胸を打たれます。
今日から新しい文章題のドリルをスタートしたAちゃんとM君は、
かけ算やわり算に比べれば触れること自体が少ない、
奇数/偶数の問題や、概数を求める問題に、少し戸惑い気味でした。
文章題の場合、かつて解いたことのある問題でも、
問題文の書き方が変わっていれば、一瞬どういうことか分からなくなることがあります。
そこで問われるのは、国語力や、多様な問題文に接してきた経験はもとより、
考えを切らさない、持続力だと思います。
さいわい、間違い探しや迷路、マッチ棒パズルといった、
一問を解くのに長い時間を要する問題に日頃から親しんでいる、ということもあって、
最初は戸惑ったものの、彼らはしっかり解き進めてくれました。
授業の後半は、マッチ棒パズルと間違い探しをしました。
マッチ棒パズルでは、有名な、「金魚の方向を変える」問題をしました。
以前このクラスでも取り組んだことがあるのですが、
今回は、そのときに出題した問題に加えて、
もう一題、おなじ「金魚」を使って、より難易度の高い問題にもチャレンジしてもらいました。
ただし、一度やったことのある問題の方も、意外と解き方を忘れているもので、
解けたときに初めて、「ああ、そうだった」と思い出すのだと思います。
最初は「これやったことある!」と言いながらも、結局みんな粘って考えることになりましたが、
その末に、マッチ棒を2本動かして金魚の方向を変えることに成功したMちゃんは、
とても清々しい表情をされていました。
>今日から新しい文章題のドリルをスタートしたAちゃんとM君は、
流れから見て、Mちゃんでは?と思いました。
ささいなことで突っ込みをいれてスミマセン。全体に「まじめな」クラスという印象を受けました。黙々と努力する姿勢は大人も鏡としたいものだと思いました。
山下先生、コメントとご指摘をありがとうございます。
>流れから見て、Mちゃんでは?と思いました。
伝わりにくい書き方をしてしまい、申し訳ありませんでした。
この日、新しいドリルに移ったのは「AちゃんとM君」で間違いありません。
Mちゃんは昨年度から進めてきているドリルの続きに取り組んでくれていました。
「黙々と努力」して解いてきて、あと5ページ足らず、というところまで来ています。
頂上は目の前です。
勝手に思い込んでいてすみませんでした。全員にあらためてエールを送らせていただきます。