2/3 かず3年B

こんにちは上尾です。

前回とはまた異なり、今回は、みんなで
一緒に同じ課題にとりくみました。

前半は、かけざんのパズルです。
冬学期の目標は、かけざんとわりざんを包括的に捉えて、行っていくことですが、今回用意したパズルも、そのような特訓になるように考えて作りました。
九九のひとつの答えから、それを作り出してる掛け算の要素を予想します。例えば、あるマス目に「8」という数字があり、それが「2の段」の列にある場合、そのマス目の行は「×4」であることがわかります。そうして予想した結果は、他の数字を予想するのに役立ちます。こうして、行と列がばらばらになった九九の表を埋めていくパズルです。難しい問題では、ヒントを少なくし、例えば、「49」という数字のみを示して、これが「7×7」という掛け算でしか表せないことに気づいてもらうことで、パズルが解けていくようになっています。
この問題は、最初のとりかかりで少し頭を悩ませますが、リズムにのってくると一気にはまるようで、中盤からは子供達はみな解くのに一生懸命になっていました。

後半は、また計算ビンゴゲームを行いました。
こちらもただの計算だけではなく、楽しみの要素もあるので、子供達はけっこう気に入っているようです。今回は、最初の16マスに書き入れる数字を選ぶ際に、Y君が「数字は小さいほうが出やすい」など、前回の経験から予想を立てていたことが印象的でした。実際、計算ビンゴでは、数字ごとの出現率はかなりばらつきますので、なかなか鋭いです。楽しみながらも、数学的な感性も一緒に鍛えられているようです。