このクラスでは物語を読むことを秋学期の中心に据える予定です。自分たちで絵本を作りたいという声も以前から挙がっているのですが、そのためにもいろいろな話を知っているほうがよいと思うのです。
『日本の民話』(大川悦生著)を用意したので、これをどう使おうかと考えました。こちらからは、各自1つ話を決めて、その内容を覚えてみんなに語ってもらうということを提案したのですが、みんなから大きな反対にあいました。確かに負荷が強すぎるかもしれません。
その代わりに、1つの話を聞いて、その中から気に入った場面を絵に描くということをしてみました。今回読んだのは「ねずみのすもう」です。みんなかわいいねずみの絵を描いてくれました。先生も描いてくれと言われ、最初は抵抗したのですが、押し切られて描く羽目になりました。私は絵が非常に苦手で、案の定描いたものを見せると散々笑われ、挙句の果てにはおかしな点を添削されました。小学3年生の生徒たちのほうが明らかに上手なので困ったものです。
私が担任したときと同じパターンです(笑)。私はホワイトボードにかく字をさんざん添削されました。