浅野です。
この日に『山びこ通信』の原稿を完成させてもらいました。
前回に話していたことをもとにして、実際の原稿を書いてもらいました。書いてもらったものを見ると、話していたときとはまた違った印象を受けました。
最初に書き上がった原稿を見ると、大人の私にとっては、漢字に直したほうがよさそうな箇所や、わかりづらい箇所が目に付きました。しかし、今回は実際の生徒の生の声を聞きたいという目的が大きかったので、指導という形はとらず、ただ「このままの形で印刷されてみんなに配られるけど直したほうがいいところはない?」とだけ尋ねました。そうするとかなりの手直しをしてくれ、形式面も整いました。
みなさまのお手元にとどくまでにはもう少しお待ちください。
>「このままの形で印刷されてみんなに配られるけど直したほうがいいところはない?」とだけ尋ねました。
浅野先生ならではの言葉掛けですね。こういう問いかけが子どもたちには一番効きますね。人間には何をしたらいいかちゃんとわかっている自分自身と、楽をしたい怠け者の自分とが同居している気がしますが、上の質問は向上心を直接励ますことになります。K君は言葉ひとつでどこまでもやり抜く力をもっています。これからが楽しみです。