ことば4・5年生

福西です。
今年最初(冬学期では4回目にあたります)の記録です。

嬉しいことに、この日『ポアンアンのにおい』が読み終わりました。

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『ポアンアン』は、かれこれ6週間かけて読みました。読み方は、学校ではやっている「ストップ読み」というのを生徒から教えてもらって、それを取り入れました。

「ストップ読み」は、1回間違えると、次の人に交代、というルールです。これは「まる(。)読み」とはまた別の緊張感があります。私は、読んでいるみんなのクリアしたまるの数を数えました。最初の頃は20ほどで交代していたのですが(私などあっさり8つで間違えました^^)、初回でなんと、Eちゃんがダントツの80を超える記録を打ちたてました。それ以来、Eちゃんにはみんなから尊敬のまなざしが集まるようになりました。(推理クイズでもそうだったのですが、これで少なくとも二本、Eちゃんの中には自信になる柱ができたようでした。これは大変いいことだと思います)。

そしてEちゃんはさらに記録を更新していき、『ポアンアン』を読み終えた日には、とうとう200の大台にまで乗っていました。H君、Aちゃん、Mちゃんも、以前の自分を着実に越え、最後には100前後に達していました。確かにみんな読み方が上手になったと感じました。

次に読む本は、実はもう決まってはいるのですが、それはまだお楽しみです(笑)。

ただ、それもストップ読みで読むかどうかはまだ思案中です。このストップ読みにはデメリットもあって、みんなが上手に読めるようになってくると、時間内に順番が一人一回ずつしかまわってこないようになるのです。特に一番最初に読んだ人は、あとは目で追うだけとなり(2回目が回ってくればいいのですが)、そうすると確かにだれてしまうと感じました。学校ではどうしているのでしょうか・・・。それなので、ぼうずめくりの時みたいに、ペアを組んでもらうのはどうかと考えています。そしてペア同士はストップ読みで交代し、ペアの中でまる読みをして二人で交互しながら読んでもらおうかと。それを一度やってみたいと思います。

まる(。)読み・・・全体の場としてはテンポ良く読めるが、一人ずつの緊張感は薄れがち。
ストップ読み・・・一人にかかる緊張は高まるが、全体の場としてはだれる傾向。(一長一短…^^;)
 
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後半は、1年生でした「ぼうずめくり」をしました。先のエントリーに書きました通り、このクラスでも白熱して「またしたい」というムードになりました。

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(右がうわさの「赤ずきん」君。任天堂の百人一首のデザインでは、帽子を被っているのは蝉丸ではなく、彼はというと、ごま塩頭で描かれています)

おしまいに今日見た歌のどれか一つを覚えてくるという宿題を出しました。(4・5年生なのでできるはずと思いました)。すると全員一致で「覚えやすいの、どれ! どれ?」という観点で探していました(笑)。それも…まあ、ありかなとは思いました(^^)

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(四人が選んでくれた和歌)