7/7 ことば3年

こんにちは上尾です。
今学期は全然ブログの更新ができずにおり恐縮です。
今日は、最近および昨日7月7日のことばの授業の光景について、
少しお伝えしたいと思います。

最近は、なぞなぞ遊びを通じて「ことば」に取り組んでいます。
初めの二回は、ある決まった形にそって「なぞなぞ」を作ってもらっていました。
「○○は○○でも、××な○○は何?」という形です。
有名なのは、「パンはパンでも、食べられないパンは?」というもの
で、答えは「フライパン」ですが、こうしたダジャレの要素を見つける
ことで、「ことば」のつながりを見つけてもらうという試みでした。
すばやく思いついて次々と問題を出してくる子もいれば、じっくりと
練りに練って深い問題を出してくる子もいました。

三回目からは、推理クイズが好きだという子供たちの要望に応え、
推理クイズの出し合いを行っていました。昨日は四回目でしたが、
私からは、少し難しい論理クイズを出すことにしました。
誰が「うそ」をついて、誰が「本当のこと」を言っているのかを
推理していく問題です。これはやはり難易度が高かったようですが、
意外と子供たちはこの問題にのめり込んでいました。
「仮定」や「矛盾」という考えにまだ馴染んでないために、
なかなか苦しんだようですが、問題に取り組むことによって
そうした論理の肝についても少し覗いてもらえたのではないかと思います。
その後はまた別の問題を、みんなで出し合いました。
問題を上手に出すためには、しっかりと頭で文を組み立てることが必要
ですし、また問題を解くためには、しっかりと相手の話を整理しながら
聞いて、また色々な手がかりを頭の中でまとめることが必要です。
子供たちは、こうした具体的な言葉のやり取りを通じて、言葉を学んで
いくのでしょう。

補講のために最後の授業は来週となります。夏休みのあいだにも
言葉に対する興味を持続できるような授業としたいと思います。