百木です。
本年度から山の学校で講師を務めさせていただくことになりました。まだまだ不慣れで至らない点も多々あるかと思いますが、どうぞ宜しくご指導ください。
現在は、かず2年・高校英語の担当と将棋道場の座主を務めさせて頂いています。
第二回将棋道場の様子をお伝えします。
当日は約20名の子どもたちが将棋道場に参加してくれました。
駒の動かし方を覚えたばかりという子から、腕に覚えがある子まで幅広い棋力の子どもたちが集まって熱戦を繰り広げてくれました。
健哲先生に撮っていただいた熱戦の様子をご覧ください。
この日一番の勝ちっぷりを見せたのは3年生のGくん。負けなしの8連勝という圧倒的な強さを見せつけてくれました。この王者Gくんを破る挑戦者が出てくるかどうか?!次回が楽しみです。
逆に残念ながら一度も勝つことができなかったのが年長組から参加してくれたTくん。なかなか勝てなくてきっと悔しかったと思うのですが、何度もめげずに「次の人と指したい」と言ってきてくれる姿が印象的でした。
将棋が強くなるためには、負けたときに涙を流すくらい「悔しい!」と思えることが大切です。「あー負けちゃったー」と言ってニコニコしているようではなかなか強くなれません。負けて悔しい!今度こそ勝ってやる!という強い思いこそが、実力アップのバネになるのです。これは勉強や運動などでも同じことですね。
今回は対戦表をつけながら、できるだけ同じ勝敗数の子どうしで対戦できるように組み合わせを決めていきました。対戦表をつけていることが分かると、対局が終わるたびに「先生、ぼく勝ったよ!」とか「私負けちゃったからこれで○勝△敗やね」とかみんなきちんと報告しにきてくれるようになりました。
自分の勝敗数を理解して、次回はひとつでもその成績が良くなるように!という励みにしてもらえたらと思います。
もうひとつ、今回の将棋道場では、対局前の「よろしくお願いします」と対局後の「負けました」「ありがとうございました」の挨拶を徹底してもらいました。前回も亮馬先生が言われていたと思いますが、将棋は礼儀を重んじるゲームでもあります。対戦相手に失礼のないよう、対局前後に礼儀正しく挨拶をすることをぜひ覚えてもらいたいものです。
次回の将棋道場でもさらなる熱戦を期待しています。ぜひご参加ください。
昨日は私も後半見学させていただきました。熱気でいっぱいの教室でした。先生がここに書いてくださったとおり、悔しい気持ちを持てることは、向上心のなによりの証しです。また、将棋は礼を重んじます。勝負ができるのは相手がいるからです。礼に始まり礼に終わるのが将棋の取り組みだと思います。このことを私も大事にしたいと感じました。次回は5月24日(月)の予定です。腕を磨いておいてください。